プノンペン経済特区社の取締役会は、同社をGCG(優れた企業統治)の原則に完全に従ってビジネスに取り組む企業といたします。こうした姿勢が、株主の皆様に最大の利益をもたらすこととなります。また、株主の皆様の利益、モラル、透明性、説明責任のすべてを考慮した行動に努めます。
プノンペン経済特区社は、したがって、以下のようなGCGの方針を経営指針として設け、取締役会、経営陣およびすべての社員が順守しております。
1.取締役会、経営陣およびすべての社員は、以下の5つのGCGの原則に従うことが求められています。この原則は、OECDにおいて定められたものです。
1.株主の権利
2.すべての株主の平等な扱い
3.株主の役割
4.情報の公開と透明性の確保
5.取締役会の責任
2.取締役会は、以下の原則や経営指針に基づき、プノンペン経済特区社が株主の利益を最大限にするために経営されるよう監督しています。
1.注意深く職務を遂行する(注意義務)
2.忠実にかつ誠実に職務を遂行する(忠実義務)
3.すべての適用されるべき法律、会社定款、株主総会における決議に従い職務を遂行する(服従義務)
4.株主に対し正確、総合的、かつ透明性のある情報を開示する(開示義務)
3.取締役会、経営陣およびすべての社員は、CGCの原則や、モラルと倫理に関する経営指針にのっとり、最良の方法で、それぞれの職務を遂行しています。
4.取締役会、経営陣およびすべての社員は、公平性の原則に基づき、すべての株主を平等に扱います。株主の判断とそれに関する活動が、いかなる利益の相反も引き起こさないように調整をしています。
5.取締役会、経営陣およびすべての社員は、忠実かつ誠実にそれぞれの職務を遂行します。また、職務に関連し、適用されるべき法律や規則、社内の規則に完全に従います。
6.取締役会、経営陣およびすべての社員は、誠実に、公平に、また責任ある行動でそれぞれの職務を遂行しています。
7.取締役会、経営陣およびすべての社員は、株主が会社の真の所有者であることを認識し、株主の権利を尊重します。また、すべての株主を公平に扱い、関係する財務的あるいはそれ以外の情報を、適切に、適時に、信頼できる形で開示します。すべての株主、投資家が会社について十分な情報を得て、公平な立場でコミュニケーションをとることができるようにしています。
8.取締役会は、株主や投資家、監督当局とのさまざまなコミュニケーションチャネルを確保します。また、すべての関係者や株主に対し、求められるコミュニケーションや、関係する情報を提供しています。
9.取締役会は、取締役および経営陣それぞれの責務の範囲を明記した会社の運営体制を実行します。
10.取締役会は、適切で十分な、会社内部におけるコントロールシステムおよびリスクマネジメントの手続きを設ける責務を負っています。正確で信頼できる会計システムと、財務報告の手続きについても含みます。
11.取締役会は、反汚職/反詐欺行為、知的所有権の擁護を含むすべての関係法と人権を尊重するためのさまざまな方針を打ち出しています。