プノンペン経済特区(PPSP)には、357ヘクタールの敷地内に、世界15カ国から進出した、80以上の企業が入居しています。私たちはカンボジア政府より2006年4月16日に、多品種生産経済特別区の開発者として認可されました。
経済特区では、開発者、運営者、投資者に対して様々な優遇措置が適用されます。たとえば関税、法人税を含む税制上の優遇措置などで、入居企業にとってはインフラ整備や原料調達などの際のコスト削減につながり、国際市場における競争力を向上することができます。
弊社の事業は、まず、工業用地の開発と販売・リースを通して経済特区の経営をすることです。さらに経済特区の運営者として、浄水の提供、レンタルサービス、インフラ設備の維持管理、経営サポート、排水処理など様々なサービスも提供しています。弊社はカンボジアの首都プノンペンにある国道4号線沿いに位置しています。
カンボジア国内で認可された経済特区は40カ所程ありますが、そのうち実際に稼働しているのは11カ所。弊社はそのひとつです。また、弊社はすべての経済特区の中でも最多の入居企業を抱え、経済特区としては国内最大規模の敷地、約357.32ヘクタールを開発しています。
現在、弊社の従業員は98名です。
弊社の強みは以下のような点になります
(i) プノンペン経済特区の戦略的な位置
(ii) 経験豊かな経営陣
(iii) 顧客との確かな信頼関係
(iv) 付加価値の高いサービス
事業の戦略と計画
1. ビジョンとミッション
ビジョン
カンボジアの経済特区の開発者、運営者のリーダーとなり、すべての関係者および地域のコミュニティに対しても長期にわたる価値を生み出すこと。
ミッション
カンボジアの経済特区のリーダーとなること。そして、ISO規格に基づいたインフラ整備、さまざまな手続き面でのサービスなどを通して、入居されている製造業者様に長期にわたる投資の利益を確保できるように取り組みます。こうした取り組みは地域経済の発展にも寄与する重要な役割を果たすことにもなります。
2. 計画
3. 事業の戦略
弊社の事業戦略の主要な柱は以下の通りです。
ポイペトにおける事業
ポイペトは、タイのバンコクからわずか310Kmの場所に位置しています。
この地域は、労働力やエネルギーコスト、信頼できるインフラなどの面で比較的有利であり、ASEANビジネスの中でも戦略的に重要な地域として注目されています。
ポイペトPPSEZは、プノンペン経済特区社の100%子会社です。カンボジアの北西、ポイペトの中心地からわずか8キロの地点に位置し、タイとの往来が最も活発な国境にあります。
また、アジアハイウエイ1号線の一部である国道5号線に繋がる場所にあり、ベトナムのホーチミン市、プノンペン、シェムリアップ、そしてタイのバンコクをつなぐ重要なルート上の位置でもあります。
弊社は現在、このポイペトにて、新たな経済特区の開発準備を進めております。