プノンペン経済特区内に桑の木を植林

王立プノンペン大学理事長であるメイ・カイヤン博士が中心になって取り組むカンボジアシルク復興プロジェクトを支援するため、プノンペン経済特区社は819日、440本の桑の木を敷地内に植えました。植林にあたっては、コンポンスプー州のAoralシルクコミュニティの協力を得ました。

これはAoral地区で育成されている蚕へ桑の葉供給することが目的です。同地区のEa Hoknymシルクコミュニティ長は、絹糸生産に多大な貢献となる、と述べました。同地区では、約20の家庭が絹糸生産に携わっており、蚕を育てるための桑の葉の育成が奨励されています。カンボジア国内で需要のある絹糸を生産することで、農家には現金収入がもたらされ、故郷を離れて出稼ぎに出る必要もなくなります。

メイ・カリヤン博士の国産シルク復興の取り組みが、社会にさまざまな利益をもたらすことを願い、これからも協力を続けていきます。

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