プノンペン経済特区社、1,400万米ドルの増資を発表

プノンペン経済特区社は、2016年にカンボジア証券取引所に上場後、新たに重要な一歩を踏み出しました。

20181019日、プノンペン経済特区社(PPSP)は、戦略的投資家向けに新たに1,400万米ドルを増資したことを発表しました。戦略的投資家には、タイの運輸会社であるJWDインフォロジスティックス社、シンガポールのBok Sengグループの創始者であるHenry Ng Lian Soon氏が含まれます。この取引は、カンボジアで初めてとなる私募発行と思われます。この取引は記者会見で、カンボジア証券取引委員会CEOのSou Socheat氏、カンボジア証券取引所CEOのHong Sok Hour氏に祝福されました

プノンペン経済特区社のCFOであるFong Nee Waiは、上場企業が多様な資金調達手段を持つことがいかに有意義であるかを説明しました。これに加え、同氏は過去18カ月の活動を振り返りました。同社は985万米ドルの総収益を上げており、経費を差し引いた利益については、既存事業拡大や新規事業の構築などについて利用する考えです。

記者会見は、プノンペン経済特区社がその最新の経済活動を報告し、戦略の方向性を確認するのによい機会となりました。上松裕士CEOは、国際的な経済情勢や政情安定から、カンボジアの製造業セクターの成長に楽観的でした。それに加え、上松氏は中国の申洲国控股有限公司との取引について公式に言及しました。同社は中国でも最大の高級ニット生産企業で、プノンペン経済特区社にとっても過去最大の土地取引となる見込みです。

Copyright © 2024 RGPPSEZ. All Rights Reserved.