プノンペン経済特区社が株主総会を開催

 2018420日、プノンペン)プノンペン経済特区社(カンボジア証券取引所にPPSPとして上場)は420日、株主総会を開き、役員が2017年度の財政活動と主な事業について振り返り、さらに2018年度の事業計画について説明をしました。

プノンペン経済特区社のリム・チホー会長は冒頭のあいさつで、「私たちは2017年度、将来の成長に資するための具体的なロードマップを開始しました。カンボジアにおける高い競争力を前面に押し出した、意欲的な方向性と戦略を打ち出しました。それらは、短期および長期的な目標の達成を常に見据える私たちにとって、事業運営の骨格をなす戦略です。なかでも重要なのは、弊社が2020年までに、土地売買以外の収入の割合を50%にまで引き上げるという取り組みです。効果的な財政戦略により、私たちは弊社の事業を多様な方向性で拡大することを目指します」と、語りました

プノンペン経済特区社のCFOであるFong Nee Waiは、「私たちの2017年度の利益は168万米ドルで、2016年度比で16.24%増加しました」としたうえで、「負債比率は2016年の0.55から0.51に改善されています」と、話しました。また、プノンペン特区社が新規上場後、子会社や関連会社を組み込むことで、より多くの経常収入を得ていることも強調しました。

この株主総会で株主は、20171222日に開催された特別株主総会の議事録、そして20171231日に確定した2017年度決算を承認しました。ともに全会一致での承認でした。また、Tanate Piriyothinkul氏が、任期2年間の社外取締役として再選されました。

株主総会は、プノンペン経済特区社の役員にとって、会社のこれからの成長戦略を示す重要な機会です。プノンペン経済特区社は今、カンボジアへの投資を検討する皆さんに、さまざまな形のビジネスモデルを提示しています。                                                   それに加え、社会的インパクトを併せ持つ住宅事業にも光を当てています。プノンぺン経済特区社の上松裕士CEOは、「プノンペン経済特区内のワーカーたちのために、手頃な価格の住宅を開発するために7ヘクタールの土地を用意しています。そのデザインはコンテストで選出する計画で、準備を進めています。私たちの第一の目標は、暮らしやすいコミュニティを作ることです」と、語りました。

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