プノンペン経済特区社のプレスリリース

20211222

プノンペン経済特区社 (PPSP)は、創業株主であり前会長であるLok Chumteav Oknha Lim Chhiv Ho (以下「マダム・リム」)が保有するPPSP45.09%に相当する32,410,000株をすべて、ロイヤルグループ傘下のInter Logistics (Cambodia) Co. ILC)に売却しました。

マダム・リムの長男でありPPSPの会長であるエリック・タン氏は、LCHインベストメント・グループ株式会社を通じて、工業用不動産開発(1000ヘクタールのSteung Hav国際港と経済特区など)やAttwood Import and Export Co. Ltd.による国際的な高級品販売事業など、カンボジアにおける新たな投資機会を追求し続けるため、この機会にPPSPの持分を売却したと述べました。

プノンペン経済特区の用地が、まだ空き地に過ぎなかった2006年に起業したマダム・リムは、2019年に引退するまで当社を牽引してきました。2016年、プノンペン経済特区社はカンボジア証券取引所に株式を上場し、カンボジアで初めて、そして唯一、女性が創業者と会長の両方を務める会社としてIPOを果たしました。

プノンペン経済特区社は現在32,000人以上の労働者を抱え、味の素、コカ・コーラ、デンソー、マーベル・ガーメンツ、ミネベアなど100社以上の多国籍企業から7億ドル以上の投資を集めています。そのため、プノンペン経済特区はカンボジアで最も成功した経済特区の一つとして一般的に認識されています。

ILCPPSPの戦略的投資家であるJWDグループ(タイ)やZephyr Co. Ltd.(日本)とともに、顧客に付加価値の高いサービスを提供することで、PPSPを将来にわたって導いていきます。新たな株主の参加により、PPSPはさらに力強く成長し続けることが期待されます。

プノンペン経済特区社の上松裕士CEOは、すべてのステークホルダーを代表して、今日の同社を築き上げたマダム・リムの揺るぎないコミットメントに感謝の意を表したいと述べました。 そして、「新しい支配株主であるILCが、マダム・リムのこのようなコミットメントのレガシーを引き継ぎ、ILC、ロイヤルグループの事業、プノンぺ経済特区社の国際的な投資家、従業員、ビジネスパートナーとのシナジーを最大限に生かすことで、当社が質の高いサービスを提供し続けることができると確信しています」と、述べました。

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