プノンペン経済特区のクメール正月フェスティバルに27,000人が参加

成長するカンボジアの一年を締めくくるフェスティバルが、プノンペン経済特区で華やかに開かれました。 

プノンペン、42日━プノンペン経済特区恒例のクメール正月フェスティバルが3月21日夜、今年も開かれました。毎年大人気のタレントコンテスト、「ソンクラン・PPSEZアイドル2018」も開かれ、集まった約27,000人の観客を魅了しました。フェスティバルは、女性省のIng Kuntha Phavi大臣、労働職業訓練省のIth Samheng 大臣の代理であるSeung Sor Socheta長官[AK1] 、カンボジア開発協議会のChea Vuthy事務次長をはじめ、米国、タイ、インドネシアの各カンボジア駐在大使、日本大使代理、カンボジア女性起業家協会の会員など多数の素晴らしいお客様をお迎えしました。

プノンペン経済特区社のリム・チホー会長は、コンテストの入賞者を称え、「このイベントを2014年から続けていますが、5回目の今回も大成功となりました。多くの皆さん、特にここで働くたくさんの皆さんに楽しんでいただきました。このイベントはクメール正月を祝うためのものであると同時に、51日のメーデーを祝うものでもあります。コンテストは。ここで働く方々の隠れた才能を発掘し、プノンペン経済特区の働く現場で身に付けた力を発揮する場でもあります。まだ若い工場ワーカーの皆さんですが、このフェスティバルに参加することで、多くの人々に皆さんの勇気と、可能性と才能を示すことができたと思います」と、述べました。

Seung Sor Socheta労働職業訓練省長官は、「プノンペン経済特区の主催によるクメール正月フェスティバルは5回目となり、広く知られるようになりました。51日のメーデーのお祝いもかねています。たくさんの投資家たちも参加し、ワーカーの皆さんが楽しく、生き生きと働ける環境づくりに貢献しています」と、語りました。

さらに長官は「コンテストの出場者たちは、愛らしく、芸術の才能や技術があるだけでなく、労働者としての権利や利益を向上させる労働にまつわる法律についてもよく理解しています。だからこのコンテストは、労働者のみなさんが自分たちの仕事を愛し、働けることに感謝をし、生産性を向上し、労働関連の法律を遵守することにもつながっています。労働職業訓練省は、このイベントを今後も応援し続け、もっと多くの労働者の皆さんが参加するようになることを願っています」と、続けました。

女性省のIng Kantha Pavi大臣は、このイベントは経済特区で働く人たちに彼らの才能や努力の成果を披露する機会を与えるものだ、と言いました。そして、「私たちは、カンボジアが安全で平和であるがゆえに、この素晴らしいイベントを楽しむことができます。そして経済特区の外であっても、仕事を見つけることができるようになりました。どうか皆さんは、より多くの投資家たちがカンボジアへの投資に関心を持ち、もっと多くの雇用をこの国に創出するようになるよう、一生懸命に働いてください」と、述べました。

フェスティバルのタレントコンテストには、プノンペン経済特区内の向上で働くワーカーからたくさんの応募がありましたが、この日の最終選考には10人が残りました。ファイナリスト10人は、歌やダンスなどそれぞれレベルの高いパフォーマンスを自信を持って披露し、観客から喝さいを浴びました。

10人のパフォーマンスの後、大臣や大使たちからなる審査委員により、SOEM Chanthol さんと LY Rynaさんが優勝者に選ばれました。Chantholさんはミネベア(カンボジア)、RynaさんはLaurelton Diamonds (Cambodia)に勤めています。第2位のPANG SreytouchさんはKaneju (Cambodia)SAM SopheapMega Labels & Stickers (Cambodia)に、第3位のDOEUN Chantheng さんとYIN Phearonさんは、それぞれマルニックス(カンボジア)と、Kuipo (Cambodia)に勤めています。

このイベントでは、安全対策も万全でした。イベント会場には十分なセキュリティを配備し、消防隊や医療スタッフも待機しました。イベント参加者の安全を保証するのが、プノンペン経済特区のスタイルです。

このイベントのもう一つの魅力は素晴らしいステージでした。伝統舞踊と現代舞踊、さらにはカンボジアのトップスター、Preap SovathさんとKhat Sokhimさんのパフォーマンス、そしてPeakmiコメディのステージも大いに楽しんでいただきました。

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